働く女性の50年史①(1969年~1989年)

視点を変えると全く違った景色が見える

日経ウーマンオンラインの好評連載「働く女性の40年史」を大幅加筆してパワーアップした「働く女性の50年史」。現代史を「働く女性」の視点で切り取った過去に類を見ないユニークな企画です。まずは1969年から1989年までをβ版リリースします。

【1969年~1989年】目次:お読みになりたい年をクリックしてください

1969(昭和44)年 「男性55歳、女性30歳という女性の若年定年制は無効」の判決(東京地裁)

1970  (昭和45)年  日本で初めてのウーマンリブ大会が開催される

1971昭和46)年  秋田相互銀行で日本初の男女同一賃金の裁判闘争

1972(昭和47)年  主婦の家事労働への損害賠償は賃労働をする女性の8割相当と認定(名古屋地裁)

1973(昭和48)年  「女性の55歳は男性の70歳に匹敵」と定年差別は合理的との判決(東京高裁)

1974昭和49)年  働く女性の数は1163万人。6割は既婚者。

1975昭和50)年  世界女性会議開催。「国際婦人年をきっかけとして行動を起こす女たちの会」結成される

1976昭和51)年  戸籍法改正で離婚後も婚姻時の苗字がつかえるように

1977(昭和52)年 阪大米国人講師、ジーパン女子学生の受講拒否で論争

■1978(昭和53)年 嫌煙権確立をめざす人々の会結成

1979(昭和54)年  自民党が「家庭基盤の充実に関する対策要綱」を発表

1980(昭和55)年   女子大生の就職難に当事者たちが立ち上がる

1981(昭和56)年  「女子学生亡国論」から20年、女性の進出は進む

1982(昭和57)年  妊娠中絶の「経済的理由」が削除されそうに

1983(昭和58)年  女性の望ましい働き方「結婚・出産退職」がトップ

1984(昭和59)年  国籍法改正。「父系優先」から「父母両系主義」へ

1985昭和60)年  国連「女性差別撤廃条約」に日本政府が批准

1986昭和61)年  男女雇用機会均等法施行「コース別人事制度」導入

1987(昭和62)年 「配偶者特別控除」が新設される

1988(昭和63)年 仕事での「旧姓使用」を求めて女性大学教員が提訴

1989(平成1)年 「選択的夫婦別姓」への関心高まる

 

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1969(昭和44)年「男性55歳、女性30歳という女性のみ若年定年制は無効」の判決(東京地裁)

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ごあいさつ

福沢恵子

「女性のキャリア形成支援」「男女共同参画」「大人の学びなおし」をメインテーマに取材や講演を手掛けて30年。仕事を通じて「誰もが自分らしく生きることができる社会」の実現に関われたらと思っています。 

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